suzuyam2002’s diary

♯日々のできごと ♯茶道 ♯通信 #令和

令和一日目

おはようございます。
令和の一日目、貴方はどうすごされましたか?
もちろん大抵の方は天皇陛下剣璽等承継の儀と即位後朝見の儀を見ていられたのだと思います。
30年前はテレビを通してでしかその模様を拝見することが叶いませんでしたが、
今はタイムフリーの動画配信などもあり、Twitterもあり、世界のどこにいても
リアルタイムで自国の行事を垣間見、共有することができて幸せな時代だと思います。

令和という時代は英語でbeatutiful harmoneyと訳され、手話では花のつぼみが花開く様子を
令和と訳するそうです。多様な時代にあってそれぞれが花を咲かせて花びらを寄せ合い花束という一時代を作っていく
そういうイメージでしょうか。

私は昨日は上皇上皇后陛下のドキュメンタリー番組を見ていました。
お二人とも象徴という以外明確な規定のないお仕事をまさに開拓され、外交に尽くされ、
見守ってくださっていたのだと感じました。
また、民間からお輿入れなさった美智子様は絶えず人として何が正しいのか?自問自答しながら
伝統と革新の間のバランスをとってこられた方なのだということも印象的でした。
今は何をされていらっしゃるのか?お好きだった読書をされていらっしゃるのかしら。
それとも感慨深くお二人で和歌をお読みになっていらっしゃるのかしら。
一市民として心からお二人のしてくださったことに感謝の意を表します。

お二人は令和の出典、その頃合いの聖武天皇光明皇后を彷彿とさせます。
私は令和は本当に良い名で、この名のもとに生きる誇りさえ感じます。
奈良時代聖武天皇光明皇后の御子である孝謙天皇という女性天皇が出た時代でもあります。
私はこの令和という名前により一層開かれた皇室に期待する祈りも感じます。

昨日街頭インタビューであるおじさんが、「昭和に生を受け、平成に生き、令和に朽ちる」と自分の人生を揶揄していましたが、
誠に言い得て妙な言い回しだと感心しました。私もこのおじさんと同世代です。

天皇は即位後朝見の儀で新しい国民の象徴として「常に国民を思い、国民に寄り添って世界の平和を希求すること」を
改めて誓ってくださいました。8年くらい前、学習院の無料一日浮世絵講座に出席されていた親しみある新天皇
新皇后様のお顔を拝見する度に新潟の血を引く女性の顔だと思わず思ってしまい親しみを感じます。
写真のせいかもしれませんが、昨日の即位の前後のお二人は貫禄と静かなパワーに満ちていらっしゃいました。

数日前は私も50代これから新しいキャリアなんて無理かもしれないと思いましたが、
上皇夫妻も、現天皇陛下も50代後半から一番難関なお役目を受けてらっしゃったのだから
私も天皇皇后陛下の活躍ぶりをテレビやネットで時々拝見しながら頑張りたいと思います。

では、また。

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小さな花束と知恵の神に届きたい子供