suzuyam2002’s diary

♯日々のできごと ♯茶道 ♯通信 #令和

To do list

みなさん、こんにちは。

皆さんは、死ぬまでにやりたいことリストをもってますか?
今日朝日新聞天声人語を読みましたら、レオナルドダビンチも毎日
to do listを書いていたようなのです。
かなりのリストが未完のまま、残された作品は20品くらいということですけど
この飽きっぽさは私の性格とも似ていて、少し恥ずかしくなりました。

さて、前回は平成末期に生まれたばかりのゼロちゃんのために
自分のピアノの調律をできるようになりたいとのことで、
私もリストを掲げておりましたが、その後恵比寿の調律学校や
昨年の「羊と鋼の森」というピアノ調律師の映画も見ました。

羊と鋼の森」の映画はとても爽やかな初恋の香りさえする映画でしたが、
特に印象深かったのは両親も愛犬も失って呆然としていた青年が
ピアノを調律してもらったことで、ピアノにまつわる
思い出を糧に生きる力を再生するところでした。

後、ピアノに関してはピアノ内で絃をたたくハンマーは羊の毛でできていること
ご存知でしたか?昔のピアノの方が良い草を食べて運動していたので羊毛も
弾力性があり、絃をたたくと音色が良くなるそうです。

映画の方を後から見ましたが、先日調律を体験させていただいた恵比寿の調律学校が出てきました。
プロの調律師なら2年かかりますが、自分のピアノ位なら3か月か6か月で調律できるコースもあるようです。

一番興味深かったのはピアノの部品は様々な木々からできていること、
そして一番木の良い部分をピアノにするため、余った木材で
YAMAHAは家具を作り始めたことです。

また面白かったのは、なぜグランドピアノの方がアップライトより音色がいいのか
皆さんはご存知でしたか?
それはまず、先に出てきたハンマーが打って元のポジションに戻る一連の動作が
アップライトだと重力に逆らっているからです。グランドピアノだとハンマーが
上から絃に向かって振り下ろし、戻るので波打つ音の波長も横波で広がっていくし、
自然に抗わない作りになっているのです。
アップライトだとそれが90度垂直です。

もう一つ面白かったのはてこの原理がうまく応用されている点です。
アップライトはハンマーが有るところと鍵盤の方と支点を挟んで
2対3なのですが、これがグランドは2対1になるため、鍵盤を下に下げたとき、
シーソーの反対に位置するハンマーが突き上がる距離がグランドの方が上に長くなり、鍵盤をすったり、微妙なたたきで音色を幅広くすることができるそうです。

プロの調律師になるには一つのピアノで(20数個部品X80鍵盤)180くらいのパーツを正確に調律しないといけないので
かなり性格が細かい方の方が向くと思います。
自分は自分のピアノが調律できて近所の従妹の子(ゼロちゃん)がピアノを弾きにうちに来た時に楽しめればいいと思ってます。

調律や車のメンテもマイリストにありますが、To do listの中にポートランドに住むという目標があるので短期間ですがいってまいります。

中長期目標のために私にはかかせないステップなのです。

では、ごきげんよう

参考 ピアノのしくみ

https://www.youtube.com/watch?v=vFXBIFyG4tU

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私とゼロちゃんー5月初夏の日